高齢者が低体温に無自覚でなりやすい

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低体温になりやすい高齢者

近年、どの世代にも平熱が36℃以下の低体温の人が増えていますが、
高齢者にとって低体温は命に関わる場合もある、恐ろしいものです。

 

なかでも体温が35℃以下にまで下がることを低体温症と言うのですが、ここまで下がると
心臓発作や腎機能、肝機能障害が起こり、死に至る場合があります。

 

このタイプの低体温に高齢者はなりやすいのです。
日常生活で体温が35℃以下にまで下がってしまうことはなかなかないように感じますが、
なぜ高齢者は低体温症に陥りやすいのでしょうか。

 

雪山などの極寒の状況でなくとも、
気温が18.3℃以下になると、人は体温が下がりはじめることがわかっています。

 

若い人なら寒さを感じると体が震えたりして、自らの体温が下がっていくのを察知しますが、
老人は寒さを感じる機能が低下しているため、無自覚のうちに低体温が進行するのです。

 

低体温を自覚しないまま防寒をせず、どんどん体温が奪われていくと、低体温症に陥ります。
このように、高齢によって自覚のないまま体温が下がっていくことを、
老人性低体温症と呼びます。

糖尿病の人は特に注意

さらに、糖尿病を患う人はさらに低体温症になるリスクがあります。

 

糖尿病の合併症で自律神経障害がある人は、
血圧を正常に調整できず、体の末梢の血管が収縮しづらくなっています。

 

これにより体が冷えやすくなっているのです。

 

糖尿病による食事制限や胃腸障害で十分な栄養を摂取できていない場合も、低体温の一因となります。
白砂糖は腸を冷やしますので、砂糖は色のあるものを使うなどの配慮があるといいですね。

 

糖尿病を持つ高齢者は、さらに注意が必要だという認識をもっておきましょう。

 

高齢者の低体温を防ぐためには、家族が気を付けて室温を調整する必要があります。
冬場は室温を19℃以上に保ち、ひざかけなどを使うようにしましょう。

 

厚手の靴下やスリッパをはき、必ず下着を着用することも重要です。
夏場でも冷え防止に下着や靴下を必ず着用するようにしましょう。

 

手足が冷たくなる、顔が青白くなる、言語がもつれるなどの症状が表れた場合は、低体温症の疑いがあります。

 

このような症状があれば、すぐに病院に連絡するべきです。
病院で診てもらうまでに、首や脇などを温めるなど、家族が応急処置をとりましょう。

 

このとき、体温を上げようと体をさするのは危険です。
冷えた血流が心臓に流れてしまい、心臓発作を引きおこすことがあります。

 

湯たんぽなどでしっかり体を温め、布団や衣服で保温することが重要です。

 

高齢者にとって命の取りとなる低体温。
本人の自覚がないまま起こってしまうのが怖いところです。
部屋の温度調節や身に着ける衣服など、家族が気を配り、しっかり予防しましょう。

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